殆どの方は、「自分は写真映りが良くない」という思い込みや、写真撮影の仕方が悪かったりする場合が多いと思います。本当にそうなのかカメラマンの立場から考えてみました。

どうして写真映りが良くないのか

写真撮影の仕方や条件が悪い例として

  • 晴れた日に太陽の強い日差しで顔に影が出来る
  • 晴れた日に逆光で顔が暗く写る
  • 写真撮影の時の表情が上手く出来ない。表情が硬い
  • 服装がパッとしない、服が地味
  • 髪型を気にしない
  • 普段、ノーメイクが多い
  • 撮影する時の背景が綺麗な場所でない
  • シャッターを押すタイミングで、良い表情になっていない

この様な条件だと、誰が撮影しても「写真映りが良くない」という写真になります。そうならない様にする為には、

写真映りを良くする為には

  • 鏡の前で表情の練習をする(自分の素敵な表情を発見しましょう)
  • やや曇り空ぐらいの方が、顔が綺麗に映ります(顔に強い影が出にくい)
  • シャッターのタイミングが合わない時は、何度か撮り直すか、動きながら連写で撮影
  • お洒落な服装を心掛けましょう(安くてもセンスの良いもの、明るい色の服)
  • メークの仕方も色々研究してみましょう
  • 目元の印象を変えると、かなり変わります。人はまず目を見るから。
  • 髪型を変えると、かなり印象が変わります

それ以外には

私服の方が似合う人と、スーツやドレスの方が似合う人、どの服でも似合う人がいます。服装を変えてどれが一番自分に合うか試してみるのも良いと思います。

撮影するカメラの角度、これも変えてみると写真の感じが変わります。斜め上から撮った方が良い人、正面から平行に撮った方が良い人、やや下から見上げたようなアングルで撮った方が良い人、カメラのアングルを変えてみるのもひとつの方法です。

綺麗な場所に出かけて写真を撮ってみましょう。

これらが出来れば、綺麗な場所に出かけて写真を撮ってみましょう。例えば、綺麗な風景を背景に写真を撮ったり、綺麗な建物やお洒落な建物、花畑や緑の綺麗な場所など、背景はとても大事です。 綺麗な風景を見つけて写真を撮れば、きっと良い写真になります。

最後に、非常にごく稀ですが「写真映りの良い人」もいます。写真の撮り方に影響せずに実際に見ているよりも、撮影した写真を通して顔立ちやスタイルがバランスよく見えます。しかしそういう人は滅多に居ません。テレビ映りが良い人なども同じかもしれません。普通の人は、上記の要点を試してみてはいかがでしょうか。

写真映りの良い人、動画映りの良い人

面白いことに動画映りの良い人が、写真で撮ってみると、そうでもない事があります。インスタなどのSNSを観ると判るかもしれません。動画で映っている時にはとても輝いているのに、写真を見るといまいち、悪くはないけれど、凄く良くはない。止まっている時の表情より、動いている時の表情が良いのでしょう。
写真映りが良くないと思っている方は、動画で撮影してみると良い表情になるかもしれません。スマホの写真と動画で試してみましょう。見比べてみると自分が、写真映りの方が良いか?動画映りが良いのか?判ると思います。

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