ここではCanon R6を使用して気づいた事の覚書を記載します。多分、他のカメラでも同様な事が言えると思います。

●ストロボが発光しない場合の対処法
●シャッタースピードが0.5よりも遅く設定できない
●人物撮影の時、真横だと瞳フォーカスが作動しない
●スムーズにBluetoothを使ってiphoneからシャッターを押す

Canon R6でストロボが発光しない場合の対処法

結論から言うとカメラ本体の設定で、「電子シャッター」を選択している時、外部ストロボが発光しません。メカシャッター、先幕シャッターを選択している時にストロボが発光します。トランスミッターを使用している時も同様です。電子シャッター以外に設定を切り替えるとストロボが使えます。
これは故障やバグでは無くて、多分、CMOSセンサーを保護するための設計だと思います。

Canon R6でシャッタースピードが0.5よりも遅く設定できない

これも上記と同様で、「電子シャッター」を選択している時に起こります。メカシャッター、先幕シャッターを選択している時は、シャッタースピードの範囲を設定している範囲内で動作します。

電子シャッターは便利ですが、場合によってはこれらの機能に影響が出るようです。多分、検証はしていませんが他のミラーレスカメラでも電子シャッターを設定している場合、同じ現象が起こっているかもしれません。

これもCMOSセンサーを保護するための意図的な設計だと思います。メーカーHPをよく見てみると、0.5よりも遅く設定できないと記載してありました。

人物撮影の時、真横だと瞳フォーカスが作動しない

人の顔を真横から撮影する時、瞳を検知出来ずに、その顔の手前の耳などをフォーカスするようです。この場合は、マニュアルに切り替えてピンを操作しなければなりません。瞳フォーカスを信頼して撮影し続けていると、後でピントが来ていない事に気づく事があります。

スムーズにCanon R6でBluetoothを使ってiPhoneからシャッターを押す

スマホからデジタル一眼カメラのシャッターを押す。とても便利な機能です。カメラ本体がCanon R6、Bluetoothを使ってiPhoneからシャッターを押す動作。上手くいく時と、繋がらない時があります。これを毎回、何度やってもスムーズに上手くいく手順をご紹介します。

使う機材やアプリは

・Canon R6(カメラ本体)
・iPhone 12 Pro(スマホ)
・Canon Camera Connect(スマホ用アプリ)

これをBluetoothを使って、iPhoneからシャッターを押します。

手順が大事。
この手順が違うと、上手くいったり、なかなか行かなかったりします。

1.カメラ本体の設定で、「Bluetoothを使用する」に設定します。
2.スマホのBluetoothをONにします。
3.スマホのBluetoothの接続一覧で、Canon R6の「接続中」の表示を確認します。
4.スマホでCanonのアプリ(Canon Camera Connect)を立ち上げると、Bluetoothでレリーズが出来る項目がでるので、その画面でシャッターを押せます。

※カメラ本体のBluetoothの設定を「使用する」にしたたま使い続けると、カメラのバッテリーが、いつもより消耗します。何故なら、カメラ本体が不必要に周辺のBluetooth接続機器を探し続けるからです。使用しない時は、カメラ本体のBluetoothの設定を「使用しない」にする事をお勧めします。

PCとカメラをUSB接続している時、Bluetoothは使えない。

パソコンとカメラをUSB接続して、写真をリアルタイムで確認しながら撮影する場合、人物撮影の自撮りテストなどでBluetooth接続でスマホからシャッターを押そうとする事は出来ないようです。カメラ側に、USB接続中はBluetoothは使えないとのメッセージが表示されます。
Bluetoothを使うならUSB接続を止めるか、USB接続を使うならBluetoothは使わないか、いづれか一択になります。