そもそも、何に使う写真なのか?
インスタ?SNSのプロフィール用?単なる記念で、自身のビジネス用?婚活用?何に使う写真なのかによってどう撮るのかが変わってきます。
例えば
- インスタなら正方形を意識した画面構成。
- SNSのプロフィール用なら写真の扱いが小さいので、顔中心で撮影。
- 単なる記念写真なら、後々、気に入った写真をプリントしても良いように。
- 自身のビジネス用なら、お客さんに見られる事を意識して服装に気を付けて。
- 婚活用なら異性にアピールできるように
こんな具合です。写真を撮られる前から、それぞれスタート地点が違ってきます。
使用目的がインスタ用だった場合
それぞれの目的を一つづつ説明するのは大変なので、例として使用目的がインスタ用だった場合について解説します。
ポートレート写真はいくつかの要素で構成されています。
背景
人物
服装
色のバランス(背景、服の色、日差し)
構図(背景と人物のバランス)
髪型
そして、表情やポーズ
表情やポーズは、最後の最後の話だと思ってください。まずは、背景、服装、色のバランス、構図、髪型。
これらが決まってからいろいろポーズをとって、最後に表情となります。
ポーズや表情を変えればモデルみたいな写真になると思っていませんか?
ポーズや表情だけでは、良い写真になりません。ファッション誌などの写真は、背景、服装、色のバランス、構図、髪型を考えた上で色々なポーズ、表情を撮って撮影しています。どのような背景で、どのような服装なのかを考えて撮りましょう。
ポーズの参考を集めておく
他で見た良いと思った写真は、ポーズの参考に保存しておくと良いでしょう。
撮った写真がイマイチだと思ったら、過去のお気に入りの写真を参考にして違ったアングルで撮るのも良いでしょう。
いつもと洋服の色や髪型を変えてみる
いつもは着ない色の服に着替えて撮影しても発見があるでしょう。クローゼットを開けたら、同じ色の服ばかりという事はありませんか?黒ばかり着ている人が、赤や青など違った服を着るだけで大きく変わります。
髪型も重要な要素です。美容師さんに相談してみましょう。
立ち方、手の表情
立ち方は、仁王立ちにならないように。カメラに向かって真正面に肩を向けると証明書の写真のようになってしまいます。体の向きを少し斜めに振るか、背中を向けて顔だけカメラ目線にするとかポーズを変えると良いでしょう。
手の表情は硬くならないように。手の表情はとても大切です。バストアップで写真を撮る時に写るのは、顔、胴体、手の3つです。その中でもポーズの変化が付けやすいのは手です。体に力が入ると手の表情も硬くなります。全体の力を抜いて指先までポーズを撮ります。
姿勢
スマホ首、猫背、姿勢の悪い場合は意識して直しましょう。写真を撮られた後に写真を見て気づくでしょう。まずは、家の鏡の前で自分の姿勢がどうなっているか確認しましょう。