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新築物件で建物の外観写真撮影を希望される場合もありますが、いくつか注意点があります。

新築物件でも、キレイに外観撮影できるとは限らない。

建物が建っている周囲の環境によりますが、電線が多い、道路に建物とは関係のない立て看板がある。電柱、信号機、街路樹、樹木。交通量が多い。バス停などがある。一日を通して人通りが多い。近隣のビル影が出来る。タクシーやトラックがよく駐車している。等、

建物だけ写したいのに、そうはいきません。

新築物件ならではの問題もあります。工期完成、オープンのギリギリのタイミングでの撮影となりますので、まだ外観が完成していない場合もあります。看板にカバーが被っていたり、工事用の機材が置かれていたり、外観は完成していても、手前の敷地が工事中だったりすることも珍しくありません。

完成予想図と実際の外観写真が違う?

完成予想図・パース図(CG)では、キレイな外観に見えますが、CGで作成されたものなので、電線や信号機など、上記に挙げた撮影に余計な要素が影響しないからです。実際には、そのようにはなりません。また、完成予想図・パース図(CG)のアングルに合わせて写真撮影しようとすると、道路や交差点内、隣の敷地などでなければ合わせられないような事になる事もあります。コンピューターグラフィックスでの完成パースは、どの視点からでも作れますが、実際の現場ではそうはいきません。

写真撮影後にコンピュータで画像修正もある程度は出来ますが限度があります。小さなサイズで使用するなら使えると思いますが、大きく使うとなると画像修正が難しくなりますのでお勧めしません。

その他の注意点としては、建物外観に当たる太陽の向き、その時間帯です。天気が良くても建物に対して逆光であればキレイに撮れません。また、周囲の建物の影による影響も関係します。

また、建物の前の空間、道路が狭ければ広角レンズで撮影せざるおえないので、外観がパース(歪み)の付いた写真となります。コンピュータで歪みを修整する事もできます。小さなサイズでの使用であれば使えます。撮影前にご相談ください。

大きなサイズで外観写真を使うなら

外観を写真で撮影するよりも、CGでの外眼パースの方が良いでしょう。その方が綺麗ですし朝の雰囲気、夕暮れの雰囲気など光や周りの不要な要素(電柱、看板、隣接する建物、逆光など)自由に表現できるからです。小さなサイズなら写真で撮影したものでも良いでしょう。

外観撮影に最適な季節は

北海道や雪国での話ですが、雪の季節は外観撮影が出来ません。無理にやろうと思えば撮影は出来ますが、雪が邪魔で綺麗には写りません。「photoshopで雪を消せませんか?」と聞かれた事もありましたが、面積が大きいので photoshopではごまかしきれません。

北海道で外観撮影に向いている季節と言えば、新緑の季節から夏頃でしょう。新緑の季節であれば街路樹などの緑が綺麗ですので、外観がより映えます。夏の街路樹などの緑は、緑色が濃くなって明るいグリーンというよりも深緑色になります。緑と言っても重たい印象になります。花などが咲いていれば夏の方が綺麗かも知れません。秋になると、紅葉の時期で街路樹も綺麗な紅葉になりますが、季節感が出るので通年で使用する写真には向かないと思います。秋に花を咲く草花も寒くなると少なくなるので、やはり秋より春から夏の季節がおススメです。札幌では、春と言ってもゴールデンウィーク明けでもまだ寒い日があるので、6月頃からが良いと思います。

もし、撮影日が曇り空なら

もし、撮影した日の天気が曇りだった場合、あまり外観写真としてはぱっとしないでしょう。画像加工ソフト(Photoshop)で曇り空の写真を青空に加工することが出来ます。下の写真をご覧ください。曇り空の中、電車が走っている写真です。この写真を元に、青空に加工してみます。

こちらが元の曇り空の写真
曇り空を青空に加工した例

実際の晴れの日のように空以外の部分も晴れたようにはなりませんが、曇りの写真でも、見た目の印象を変える事が出来ます。上の例では風景写真で加工してみましたが、ビルや家などでも同様に空を加工する事が出来ます。

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