カメラマンの立場から開業前にホームページ用や印刷物などに使用する写真撮影をご依頼される場合、スムーズに写真撮影が行えるようポイントをまとめてみました。後でこれも撮っておけばよかったとならないようにしましょう。
撮影リストを制作する
何を撮影するか?予め決めておく事をお勧めします。それらを決めておく事で、撮影予定日や事前に準備する事がハッキリします。
撮影リストの例
- 外観全体
- 外観駐車場
- 外看板
- 玄関正面
- 受付
- 待合室
- 診察室 A
- 医療機器 A(具体的な名前)
- 医療機器 B(具体的な名前)
- 医院長 正面 上半身
- 院長、診察風景イメージ(2~3パターン)
- 患者さんとの院長とのカンファレンスイメージ
- 等
参考になる撮影イメージ写真があれば、カメラマンに見せると撮影イメージが判りやすいでしょう。
新築で開業する場合、すべての医療機器が搬入されていない事がよくあります。また、医療機器が搬入済みでも、液晶パネルや操作画面などが設定前であったりする事もよくあります。
診察風景のイメージでは、撮影用のカルテや撮影用の診断パネルなどがあった方が良いでしょう。最新の医療機器があっても、電源が入らない状態では絵になりません。照明や液晶画面などは、使える状態にしておく事をお勧めします。
その他
- 内装工事は、完了済みか?
- 照明機器の工事は完了済みか?
- 外観の外看板は設置済みか?
駐車場がある場合で駐車場の撮影では撮影の10分程度、工事関係者などの車をすべて移動させる必要があります。
新築の施設では、何もない状態なので殺風景になりがちなので、ちょっとしたインテリア小物があると部屋のアクセントになります。
医療機器の搬入や内容工事、外装、看板などの工期スケジュールと照らし合わせながら、準備の整った段階での写真撮影日の設定が良いでしょう。
窓のない建物の場合は、日中でも夜でも写真撮影に変わりはありませんが、日の光の入る建物室内では、日中の明るい光での撮影が良いでしょう。日の光の入る室内撮影の場合、雨の日、曇り、晴れの日、いづれも撮影には影響しません。
撮影データは急ぎであれば、撮影当日の夜までに撮影したデータをお送り出来ます。