このページでは、フォトグラファー(写真家)としての作品を掲載しています。

靴を使ったシリーズ。

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このシリーズを撮影するまでのストーリー
写真展用にシリーズとして撮影していた作品です。当分、写真展を開ける状態で無い為、ここに掲載します。元々、私は風景写真を撮影していましたが、フォトグラファー(写真家)として自分自身のオリジナリティを模索する中で色々な技法やアイデアで作品を作ってきました。その過程の中でたまたまこの場所で、車のトランクにあった予備の自分の靴を置いて撮影してみたのがこのシリーズの始まりでした。本当は、ここにモデルを立たせて撮影したかったのですが、早朝だったり、平日だったり、都合のいいタイミングで撮影は出来ません。そこで、モデルの代わりに靴だけを置いて撮影してみました。私の靴は黒の平凡な黒の皮靴だったので、写真としての色味は面白いものではありませんでした。

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また、本当に靴が良いのか?疑問に感じて別の物でも試してみました。

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スーパーの野菜です。自然の緑と人工的な緑、それの対比をしてみたらどうなるか?というのが実験的なテーマでした。

また、自分の他の靴、長靴でも試してみました。

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しかし、どうもしっくりきません。
これ以外にも、モデルの代わりを探していて思いついたのがマネキンでした。ただのマネキンだとつまらないので、アンティークなマネキンをオークションサイトで探したり、骨董品などの店で探したりもしました。まだ、この時点では靴使っての撮影を続けるのか疑問だったのです。でも、アンティークなマネキンは高価で手の出るものではありませんでした。

また、作品としては自然には無い強烈な色が必要だったのです。もっとこの背景より強烈な違和感のある存在感のあるもの。リサイクルショップでテーマに合う靴を探しました。靴を探している時、その靴がその靴をはく人の性格、行動などが想像できると気付きました。靴がただの靴では無くなったのです。そして女性用の中古の赤い靴と子供用の黄色い靴を買いました。真っ赤なハイヒールの赤い靴は活発で情熱的なイメージでありながら子供のいる設定を連想し、逆に黄色い子供用の雨の日に履くようなゴムの靴は、あどけない子供でありながら、飾り気のないシンプルな靴でその靴を選んだ母親の性格をも連想させます。この2つの人格を持った靴と非日常的な風景との組み合わせはどういう世界観を持つ作品が撮影できるか楽しみでした。そして色々なシーンで撮影した作品がこのシリーズです。元々はモデルを使う予定のものでしたが、モデルが居ない事で逆にイメージが見る人によって広がったと思います。

モノクローム

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