よく使う撮影機材の中に、スピードライトトランスミッターがあります。
出張撮影の際、ストロボの光源が必要になる場合、モノブロックストロボを使う事もありますが、撮影場所の移動がある場合や発光数が少なければクリップオンを使います。クリップオンを多灯で使う方がコードレスで簡単に設置、撤去ができ、また複数のクリップオンストロボ光源もワイヤレスで自由にコントロール出来るためです。モノブロックだと取り扱いに注意が必要ですが、それよりも手軽に使え、コンパクト、軽量である事も助かります。

ST-E3-RTは電波式なので、どこにストロボを置いても反応してくれるので良いですね。全周囲で使えます。15メートル程度距離が離れていても動作するし、以前、撮影中に隣の部屋に置き忘れた時でも、ストロボが反応していました。

これらを使う場合、アンブレラか、ソフトボックス、トランスルーセントを併用して使います。直接、被写体にクリップオンの光源を当てて使う事は、滅多にありません。

こんなに便利なスピードライトトランスミッターにも難点が。

多分、メーカー側の使用する際の想定では、ポートレート撮影などで、カメラマンのウエストレベルでの操作、撮影時を考えて設計されていると思います。その場合は、今の形状で良いと思いますが、しかし、私の場合は、そうではありません。
ST-E3-RTの場合、コントロールパネル(ストロボの設定)は、上部にあります。
カメラ本体側でもストロボの設定が出来ますが、ストロボ本体での操作の方がやりやすいと思っています。ST-E3-RTの操作パネル部分も、自由に角度が変えられれば、もっと使い易いです。

●問題は、2点
いづれも三脚を使って位置決めをして撮影する場合
(※手持ちで撮影する場合は、これに該当しません)
・カメラマンの目線より高い位置でカメラを設置する場合
・斜め下や俯瞰気味でカメラを設置する場合

私の場合は、身長が大きくないので、モデルの方の高さに合わせてカメラを自分の頭の位置まで上げて撮影すると、スピードライトトランスミッター ST-E3-RTの操作パネルが自分の目の高さよりも高くなって、設定が出来なくなります。

また、ブツ撮りの場合でも、カメラにST-E3-RTを取り付けた状態で、斜め下にある商品を撮影する際でも、ST-E3-RTの操作パネルが見れない状態になります。
毎回、このような時には、一旦セットした三脚の雲台をフリーにしてカメラを上に向けてからST-E3-RTの操作パネルを設定し、再度、三脚の雲台をセットしています。一旦セットしたアングルが微妙に変わるのであまり三脚の雲台をフリーにしたくないのですが、仕方がないですね。

クリップオンの光源の角度が変えられるのと同じく、ST-E3-RTの操作パネル部分も、自由に角度が変えられれば、見やすく操作し易くなると思います。

今後に期待します。

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追記

先日、youtubeのcanonUSAを再び見ていると、ある事に気づきました。
ST-E3-RTの操作をカメラ本体側で行っているシーンがあったのです。試しに自分のカメラで試したところ、カメラ本体側でもST-E3-RTの操作パネルと同様の操作が出来ました。数年使用していましたが、今更ながら気づかされた事です。これならストロボの操作も楽ですね。

ST-E3-RTの操作パネルだけで操作をする印象が強かったので、勘違いしていたようです。
マニュアルを良く読んで、フルに機能を活用したいものです。