デジタル一眼レフカメラも色々な機種が出ていますが、安いエントリーモデルとプロ機の違いで差が出る一つの要素が、常用ISO感度の高さです。

風景など撮影する場合には、三脚を使いスローで撮影すれば良いのであまり関係のない話になります。しかし、プロカメラマンとして仕事で撮影する場合、暗い室内などで動きの早い人物撮影や、どうしてもストロボの使えない状況が出てきます。
よくデジタル一眼レフカメラを選ぶ場合に、一般の方が気にされるポイントは、以下のものではないでしょうか。

  • 何万画素のカメラなのか?
  • 連写で1秒間に何枚のシャッターが切れるのか?
  • AFセンサーのポイントがどれだけ多いか?

確かにこれらは重要な要素ですが、暗いストロボの使えない状況での撮影には、常用ISO感度で高いISO感度を使用するシーンが出てきます。安いカメラでは、常用ISO感度がプロ機よりかなり低いものです。この差がプロ機とエントリーモデルとの差でしょう。趣味で写真を楽しまれる場合と、どんな状況でも撮影をするプロカメラマンと求められる性能がそもそも違うからでしょう。

●デジタル一眼の常用ISO感度の比較
※機種名、常用ISO感度

Canon
EOS-1D X Mark III 100~102400
EOS R5 100~51200
EOS R6 100~102400
EOS R 100~40000
EOS 5D Mark IV 100~32000
EOS-1D X Mark II、100-51200
EOS 5D Mark III、100-25600
EOS 5Ds、100-6400

Nikon
D6 100~102400
D850 64~25600
D810A 200~12800
D780 100~51200
D5、100-102400
D810、64-12800
D750、100-12800
D610、100-6400
D500、100-51200
D7200、100-25600

個人的な意見ですが、私の感覚からすると、常用ISO感度100〜25600のカメラでも、iso12800位までが実際に写真の仕上がりとして妥協できる範囲です。最新モデルはもう少し高い感度でも画質の荒れが改善してるかもしれません。
多分、メーカー設定の、常用ISO感度より1段下の感度までが私の場合、使用可能なISO感度の範囲内です。

カメラの常用ISO感度を積極的に使う

お手持ちのカメラの常用ISO感度の最高値よりひとつ一段下までの範囲を積極的に使う事で、撮影できる写真の幅が広がります。今まで撮影出来なかったシーンの撮影もできるでしょう。せっかくの技術の進歩を使わない手はありません。更なる進歩を今後のデジタル一眼カメラの新機種に期待しましょう。

ご参考まで。