インタビュー写真。話している時の写真です。その通りです。では、笑顔で話している写真でしょうか?それとも難しい顔をした時の写真でしょうか?
予め求めている写真を明確にする事でより良い写真が撮影出来ます。

そもそも、どういう写真が必要か?

このページでは、一般の方を対象としたインタビュー写真撮影で、撮影後の写真選びについて記載したいと思います。

インタビューで沢山撮られた写真の中から、良い写真を選ぶのは、迷うものです。実際にインタビュー記事でどう使われるか、記事のレイアウトによっても写真のセレクトは変わってきます。

インタビュー記事のメインイメージ写真として使用される写真の場合

記事のタイトル周りに写真を使わない場合

記事内のみに写真を使う場合、例えばホームページ用に何ページに分けてインタビュー記事を載せる時には、各ページ毎に1枚程度のインタビュー中の写真が必要かと思います。その場合は、各ページ数×アングルを変えた写真が必要になります。

インタビュー対象者の写真と記事のタイトルが大きく入って、その後、本文がスタートするレイアウトの場合です。この場合は、インタビュー写真というとりポートレート写真になります。笑顔での立ちポーズ全身、または、バストアップで、写真サイズを大きく使用するなら、周りの雰囲気も要素としてあっても良いと思います。タイトルが写真にかかる部分がうるさくならないような写真を選びます。
意図的に顔のアップの写真を使う場合もあります。

右振り、左振り

「右振り、左振り」って聞いた事がありますか?話をしている人物をやや右から撮影する、左から撮影する事を言います。なぜそうするかと言うと、印刷物のレイアウトや掲載されるページが右ページか左ページかによって、顔の向きを調整できるからです。

例えば、見開きのページがあって、右ページにインタビュー中の人物写真があったとします。右ページなので顔が左向きの写真を使うと収まりが良くなります。ページ中央に向かって顔を向けるという事です。

見開きページの場合、上は、紙面に対して顔の向きが外側に向いている例。違和感が出ます。
顔が逆向きのものを選んだ方が良いでしょう。

1ページ物の場合、上は紙面に対して内側に顔が向いています。
これが通常の例。写真が違和感なく収まっています。

紙面に対して写真の顔が外を向いている例です。違和感が出ます。

1ページだけなら、そのページの端に写真を配置したなら、その逆側(文字側)に向けて話をしている写真を選びます。そうする事で、自然な配置となります。

話している写真を使う

たまたま他のHPでユーザー事例を見た時に、取材対象者の写真がどれもただ座っているだけの写真が載っていたのでびっくりした事がありました。これだと、ただ椅子に座って黙っている写真なのでインタビューらしくないですね。やはりインタビュー中の会話が活発にされている写真が良いと思います。

記事内に1点だけ写真を使う場合は、インタビュー対象者が話をしている写真を選ぶと良いでしょう。口が閉じている状態ではなく、話をしている状態の写真が、動きがあり記事中と合うと思います。顔の表情だけでなく、手の動き、手のポーズなどがあるとより写真に動きが出ます。

ユーザー事例の場合の写真は

話している写真でも、「真剣に話をしている写真」と「笑顔で話しをしている写真」とがありますが、ユーザーが満足している内容の記事であれば、やはり笑顔で話をしている写真の方が、ユーザー満足度が高いイメージが伝わると思います。逆に硬い表情で話しをしていると、ユーザー事例としては、そのサービス、製品などに不満があるようにも受け止められます。使用する写真点数が少ない場合は、 ユーザー満足度が高いイメージが伝わる方が良いと思います。