普通の記念写真でもどんなポーズで写真に写って良いか?考えるものです。結局、いつも普通に立ってややニッコリとした写真で写っているのが多いと思います。普通の普通の記念写真でもどうすれば良いのかわからないのに、エンディングのフォトポーズ、自分の最後の写真時のポーズと言われても何も浮かばないのではないでしょうか?

そこで、プロカメラマンとして考えてみました。

エンディングフォトって誰が見るのか?

知っている人、特に身内、家族でしょう。もちろん葬式には、昔からの友達、親戚や知人、近所の知り合いや、務めていた方には、勤務先の方などもいらっしゃると考えます。つまり、普段、自分が接している身内や知人という事になります。
葬式なら、写真を見るのは、殆どその場限り。後にずっと飾って観るのは身内だけでしょう。

と、言う事は、誰よりも皆、良くも悪くも色々な自分を見られている、知っている仲という事です。

なので、あまりよそよそしい普段とは違う自分の写真より、いつもの自分の写真が良いと思います。

何だか元気そうに写っている、穏やかな、いつも会っている時のような、自然なポーズ。または、好きな趣味に熱中している時とか、楽しそうにしている時とか、だと思います。ポーズは、自由で良いと思います。写真を見た時に、「あっ、まるまるさん、元気そう。まるまるさん、らしい」と思えれば良いと思います。ポーズに決まりは有りません。面接の履歴書に貼るような写真でなければ良いと思います。

悲しそう、辛そうな表情は、誰もが使わないと思います。見ている人が安心するような表情という事でしょうか。

旅行のスナップ写真も良い

仏壇に飾ってある写真をみると、人物だけを切りぬいた背景の無い写真をよく見ます。そういうものだと思い込んでいるかもしれません。私の場合は、旅行のスナップ写真を使いました。表情もリラックスして良いし、こういった表情は普段なかなか撮れないからです。葬儀社の方は、写真の背景を消して人物だけの写真にしようとしていましたが、断りました。背景を切り抜かないでそのままのスナップのままでお願いしました。背景を切り抜くと、本当にあの世に行った気がしたからです。背景を切り抜くか切り抜かないかはお好みです。決まりはありません。
おススメは、背景を切り抜かない旅行のスナップ写真です。もし、まわりに他の人物が写っていたら、画像修正でその不要な人物を消すとこが出来ます。もちろん、切り抜いた部分は、自然に背景を合成して違和感ない感じに仕上がります。

よそ行きの服装か?普段着か?

少し前までの個人的な考えですが、よそ行きの服装の方が良いと思っていました。
しかし、いざとなると普段着のままの方が良いと思うようになりました。写真を見ていていつもと同じ雰囲気が感じられるからです。よそ行きの服装は、どこかかしこまったいつもと違う別人のように感じたからです。また、顔のシミやしわも修正しすぎると別人のようになってしまいます。顔のシミやしわも故人の大事な特長だったのでしょう。
綺麗な服を着て、顔のシミやしわのない綺麗な顔立ちの写真よりも、いつもの表情や服装の方が見慣れている故人を感じられて良いのではないでしょうか。

話は違いますが、
古い写真のプリントから遺影に使うより、ちゃんと撮影していた方が絶対に良いです。その方が綺麗で納得いく写真になると思います。過去のアルバムに写っている自分の変な写真のアップよりずっと納得がいきます。普段のままが一番。ちゃんとプロカメラマンに撮影してもらうのがおすすめです。そして写真データでもらいましょう。その方が色々と使い易いです。

札幌市内であれば、ご自宅まで出張撮影に伺います。