出張撮影先で集合写真や、会社案内で使う社長様のポートレートや依頼者のお得意様のポートレートや、卒業記念の大学生の集合写真、または、人物を使った企業向けのイメージ撮影など色々なお仕事をさせていただいておりますが、人物の入らない写真撮影の仕事もあり、外観撮影や料理撮影、商品撮影、風景・イメージなど撮影する事もよくあります。しかし、改めてポートレート撮影をすると、それがどんな内容であっても、「ポートレート撮影って、やっぱりいいなぁ」と撮影後の写真を見ると改めて想うものです。

ポートレート撮影の時間は限られています。初めてお会いした人と1分も経たずに力を抜いて自然な笑顔を撮るという仕事です。私の場合は、撮影時間を1分から2分以内としています。長く撮影するカメラマンの方もいますが、私の考えでは、長く撮影するほど撮影される側がだんだんと不自然な表情になっていく気がする為です。なぜ、最初の写真ではいけないのか?どういう表情、ポーズが良いのか?いつまで撮影が続くのか?撮影される側が混乱するからです。私も何十分とポートレート撮影をした事がありますが、結果、良いカットは最初の数枚でした。後のカットはどうも表情が不自然で、本来、お会いした時の自然な笑顔が撮影できていないのです。それ以来、撮影時間を最初の1分から2分程度のカットを大事にタイミングを逃さず撮影するようにしています。

また、私の場合は、カメラのファインダーを覗いて撮影しません。カメラのファインダーを覗いて撮影する事で、撮影される方に緊張させるタイミングを作らないようにしているからです。ファインダーを覗かない撮影スタイルで、リラックスした表情を狙う為です。撮影前にカメラの設定済みなので、本番で改めてファインダーを覗く必要がないようにしています。