ポートレートの達人であるはずのカメラマン、自身の本業と言えるカメラマン自身のセルフポートレートについて考えてみたいと思います。

あるテレビ番組で、食料品のパッケージにある料理人の写真は、「笑顔でないパッケージ写真の方が商品が売れる」とありました。確かに笑顔の料理人のパッケージと、頑固そうな料理人のパッケージ写真では、私自身、この番組を意識しなくても無意識に頑固そうな料理人のパッケージ写真の商品を選んでいました。イケメン、笑顔の料理人のパッケージだと抵抗感はありませんが、美味しさはどうかなという感じは確かにします。

商業写真(広告写真)のポートレートというと、殆どと言って良いほど笑顔です。スマイル、イコール共感、美味しさの証です。しかし、そうでない分野もあるんだと気付いたのが料理の分野です。笑顔の料理人と頑固そうな料理人、美味しい料理を提供してくれそうな人は、頑固そうな料理人のようです。
では、カメラマン、フォトグラファー、写真家の場合、優しいイメージの笑顔のポートレートが多いようですが、カメラマン、フォトグラファー、写真家も料理人と同じある意味職人なので、笑顔じゃないポートレートもどうかなぁと言う事で、カメラマンのポートレートも、頑固そうでいってみようかなぁ。