撮影中、突然シャッターが切れなくなった。カメラ本体の液晶画面には、

Err 01
カメラとレンズの通信不良です。レンズの接点を清掃してください

と表示されている。私が使用しているのは、カメラ本体が、canon EOS 5D Mark III。レンズは、EF24-105mm F4L IS USM、または、EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM。いづれのレンズでも過去に2回、この症状で突然シャッターが切れなくなった。

結論から言うと、レンズの故障です。

いくらカメラとレンズの接点を清掃しても直りません。カメラ本体の故障ではありません。レンズ側の故障でした。
何故なら、別のレンズに付け替えると普通に撮影出来ます。つまり、カメラ本体には異常が無い事になります。

カメラ本体とレンズが通信できないとは

瞬時にカメラがピントを合わせられるのは、カメラ本体と、レンズが互いに情報を連携しているから適切な絞りやピントを合わせる事が出来ます。
カメラ本体とレンズには、それらを伝えるとても細いケーブルで繋がっています。目に見える部分なら、カメラとレンズの接点でしょう。しかし、ここがとんでもなく汚れている事はありません。「カメラとレンズの通信不良です。レンズの接点を清掃してください」のエラーが出て、いくら接点の掃除をしてもダメでしょう。余程の目に見えるような大きなゴミ付いてがいるならそうかも知れませんが、見た目に綺麗な接点ならレンズ本体のケーブルが断線しているか、カメラ側の問題です。

しかし、大抵はレンズ側の故障です。レンズ内部のケーブルの断線が原因の場合が多いようです。これが原因なら、いくらレンズの接点を清掃しても直りません。原因はそこではありません。レンズ内部です。

一時的に直る事もありますが、、、

たまたま、何らかの状態で一時的に直る事もありますが、また、すぐに故障するでしょう。次の故障は時間の問題です。私のレンズの時もそうでした。プロカメラマンとして仕事している方なら、いつ故障してもおかしくない状態なので、怖くて本番で使えません。すぐ(今日でも)メーカーに持っていきましょう。なぜなら修理に日数が掛かります。私は仕事の本番中にレンズが故障して大変な目に遭いました。

故障の原因は?

レンズ内の絞り動作不具合。ズームレンズ内の絞りユニットの故障。コードの断線によるもの。使用頻度や使用年数により、カメラとレンズ内の絞りやシャッタースピード、AFなどをの情報を伝える複数のとても細いコードを帯状に束ねたもの(フレキシブルケーブル)が、ズームレンズを伸ばしたり、縮めたりする動作を繰り返す度に中の細いコードが傷んでコード内で断線し、カメラとレンズの通信エラーとなるそうです。これはズームレンズの構造上に起こるもので、単焦点レンズでは構造上、起こらないようです。

修理代は?

絞りユニットの故障だけであれば、12,000円(税別)で、フォーカス筒ユニットも故障であれば、20,000円(税別)程掛かります。その他問題があれば、プラスアルファ掛かります。修理日数は、札幌からの場合、10日程掛かりました。故障したその日に、すぐ修理に出すと良いでしょう。※上記は4~5年前の修理料金なので、現在は違っている場合があります。

本番での対処方法

レンズが伸び縮みするタイプのズームレンズは、使用頻度にも依りますが、これらの故障が起こりえる事を覚えていた方が良いでしょう。
本番では予備のレンズを持参し、この症状がでたら他のレンズに交換する事をお奨めします。

その他

カメラのボディ本体が壊れた、故障した事は今までありません。誤ってカメラを水没させた、高い所から誤って落下させた、などの場合は壊れるでしょう。普通に使っていて壊れる事はまずないでしょう。カメラの調子が悪いと思ったら、レンズの故障を疑った方が確立が高いです。