スタジオや室内でのポートレート撮影の際に入れるキャッチライトについてまとめてみました。ポートレートは目がポイント。撮影するカメラマンの好みになりますが、キャッチライトと言っても色々あります。写真だと判りずらいのでイラストにしてみました。(※キャッチライト効果以外のライティング、例えばヘアライト、バックライト、トップライトなどを除いています)
目薬で瞳に潤いがあった方が、より綺麗にキャッチライトが写り込みます。

クリップオンタイプのキャッチライト
瞳に対して小さな白い点になります。

eye01

オパライト(ディフューザー)
白黒アンブレラだとライトの輪郭はクッキリ瞳に写り込む。オパライトをディフューズして使用する。

eye02

白黒アンブレラで距離が近い場合の写り込み、ブーム
キレイとは言えない。顔のアップなら、かなりハッキリ写り込む。

eye18

白黒アンブレラ
距離が近い場合の写り込み普通のスタンドを使用。顔のアップなら、アンブレラの骨やライト本体、縦に伸びるライトスタンドまで写り込む。写り込みが汚い。

eye19

白黒アンブレラ+補助光+クリップオン
距離が近い場合の写り込み

eye20

白黒アンブレラ+ソフトボックス
距離が近い場合の写り込み、ブーム
マル(ライト)と、四角(ソフトボックス、またはレフ版)の組み合わせた写り込みはキレイとは思えない。キャッチライトとしては、好みが分かれる。

eye21

オクタ型ソフトボックス
オクタ型は2重になっているため、2段階の写り込みとなる。オクタ型ソフトボックスなら、距離が近くてもアンブレラの骨やライトが写り込まない。オクタの通り八角形の写り込みとなる。

octa

シルバーアンブレラ
このシルバーアンブレラのキャッチライトは独特で、全体が丸く光るのではなく、アンブレラの傘の骨とその周辺だけ写り込む。まるで魚の骨のような写り込みなのが面白い。外国人のような青い目に合う気がする。

silver

TVドラマのようなスター型のライト
自作、または売っています。これ以外にもハート型やその他色々あるようです。

eye03

スター型+トランスルーセント
上のタイプにトランスルーセントやオパライトなどを組み合わせたもの。スター型と言うのが正しいのか判りませんが、スター型の場合は、瞳の黒目の中心に入らないとバランスが悪いので難しいかもしれません。

star2

オパライト(リフレクター)、モーラとか
ライトの輪郭がボケますが、サイズが小さいので瞳への写り込みも小さめです。ライトの真中の反射板が若干写り込みます。真中の反射板を写りこませないならオパライトにディフューザーを被せる。

eye04

トランスルーセント
大きく瞳に写り込み、ライトの輪郭がボケます。

eye05

オパライト(ディフューザー)+補助光
アンブレラが大に対して、補助光が中ぐらいの写り込み。絵に描いた少女マンガのような効果

eye06

オパライト(ディフューザー)+ソフトボックス(タテ)
ソフトボックスまたは、レフ版

eye07

オパライト(ディフューズ)+ソフトボックス(ヨコ)
ソフトボックス(またはレフ)の角度がモデルに合わせて斜めになっています。

eye08

オパライト(ディフューザー)+丸レフ大サイズ

eye09

オパライト(ディフューザー)+丸レフ中サイズ
レフのサイズや種類(白やシルバーなど)でも効果が変わる。

eye10

オパライト(ディフューザー)+補助光
上下の大中2つのライトの位置を斜めにずらしている。漫画っぽくて良い。

eye11

オパライト(ディフューザー)+レフ3面
キャッチライトは意識していない。ライティング重視。レフ3面に当たる光量が足りなければ、トップライトなど他のストロボで補う。

eye12

ソフトボックス・サイド光+レフ中サイズ
キャッチライトを意識していない。全体のライティング重視。

eye13

ソフトボックス・サイド光
キャッチライトを意識していない。全体のライティング重視。

eye14

補助光3灯
ここまでやるとキャッチライトがくどいような気がする

eye15

オパライト(ディフューザー)+補助光2灯
好き嫌いが分かれるキャッチライト

eye16

オパライト(ディフューザー)+補助光+クリップオン
これで大中小、これも少女漫画の世界

eye17

ソフトボックス(上下2つ)
好みだと思いますが、ソフトボックスを縦、または横に上下2つを使って瞳にキャッチライトを作ります。

soft2

リングライト
かなり近づかないとリングが小さく写る。離れるとただの点の光になってしまう。リングライトだけだと顔以外の光量は足りないので周囲が暗く写る。あくまでもリングライトは、キャッチライトだけの効果として、他のライティングをメインで全体のライティングを決める。

ring

白黒アンブレラ(ハリウッドアンブレラ)+補助光2灯
女性の政治家のポスターみていたらコレでした。そんなにキャッチライトに力を入れなくてもいいんじゃかなぁと、、、。怖いくらいに目力が出ます。

daigishi



最後に、色々ライティングをセットしてキャッチライトを作る方法を紹介しましたが、photoshopでも簡単に作れると思います。
その他、ハート形など色々あります。求められるイメージによって使い分けると良いでしょう。

—–
追記
こうやったけれど、そうならないという方もいらっしゃると思います。

ヒント!
被写体とライティングとの距離、または光量のバランスが影響します。お試しください。自分で体感するのが一番理解が早いと思います。



※このページアドレス(URL)を変更しました。2017.06